アトランタ連銀GDPnowに振り回されるな!その正体と落とし穴
アトランタ連銀GDPnowに振り回されるな!その正体と落とし穴
最近、やたらと「アトランタ連銀GDPnow」って言葉を耳にすると思いませんか?
ニュースやTwitterはもちろん、あのモーサテで尾河さんも言ってたし…なんかみんな、急に騒ぎ出したなぁって感じ。
別に真新しい指標ってわけじゃないのに、なぜ今更?って思いませんか?
そこで今回は、この「アトランタ連銀GDPnow」について、私の考えをまとめてみました。
アトランタ連銀GDPnowって結局何?
簡単に言うと、 アメリカの経済状況をリアルタイムで反映して、GDP成長率を予測するツール です。
雇用統計や消費支出などの経済指標が発表されるたびに、最新のデータを機械学習モデルに組み込んで、自動的に予測値を更新していくんですね。
ポイントは3つ。
- リアルタイム性: 最新情報が反映されるから、今まさにアメリカ経済がどんな感じなのかがわかる。
- 客観性: 人間の主観が入らないから、感情論抜きで判断できる。
- 透明性: 計算に使われているモデルやデータが公開されているから、信頼性が高い。
一見、完璧な指標のように思えますよね。でも、ちょっと待って下さい!
GDPnowの落とし穴
確かに、リアルタイムで客観的な予測は魅力的です。
でも、 あくまで「予測」であって、必ずしも当たるわけではない んです。
特に、 今は景気が比較的安定している時期だから、良い数字が出やすい傾向 にあります。
でも、だからと言って、この先もずっと順風満帆とは限りませんよね?
リーマンショックやコロナショックのような、 予想外の出来事が起こったら、GDPnowは全く役に立たなくなる 可能性だってあるんです。
昔は、誰もこんな指標に注目していなかったことを考えると、ちょっと怖いですよね…
惑わされずに、自分の頭で考えよう!
結局、大事なのは、 特定の指標に振り回されるのではなく、様々な情報を総合的に判断すること です。
GDPnowも、あくまで判断材料の一つとして捉え、過剰に反応しないように気をつけましょう。
結局、投資は自己責任ですからね!
参考記事:
- 「S&P500は非常に危険」ウォーレン・バフェットお気に入りの指標が警告(海外)
- アトランタ連銀のGDPnow 計算方法をGeminiに聞いた
- 米モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は、景気の不透明感と企業業績予想の低調さというダブルパンチにより、株式相場の上昇は抑えられる可能性が高いとの見方を示した。