第6回 マルチタイムフレームについて
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
11月を目前にして、紅葉のシーズンを楽しみたいかたも
いらっしゃるんではないでしょうか?
かくいう私も、今年は山登りに目覚めて、京都の嵯峨野、清滝、高尾、鞍馬、東山などの
山々を駆け巡ってきておりました。
紅葉の楽しみ方とは?
それはそれは人それぞれあるんでしょうねえ・・・
今回はそんなことと関連つけながら、テクニカル解析について
お話してみたいと思います。
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マルチタイムフレーム
よくいうことですが、チャートを見るときにも
長期、中期、短期の足を使って総合的に判断しなさいと言われます。
物事を見るときの視点というのは、大きなところから見て
小さなことを見ていくのが大事ということです。
井の中の蛙ということわざがありますが、
まさに、それが非常に大事ということですね。
最近、システムトレードのテクニカル指標で話題になってきているのが、
いわゆるマルチタイムフレームという奴です。
マルチタイムフレームを使うことで、単なる短期的な戻りを、本格的な反転局面と
間違えないようにするのに、有効な方法らしいです。
こちらのブログにも示されています。
例えるならば、つまり、それは
森を見て
木を見て
葉を見る
という風な、紅葉の楽しみ方に通じるものがあるのでないかと思います。
相場においても、徐々に色付く、山々を味わうような
そんなゆとりを持っていたいものです。
テクニカル解析では、
長期、中期、短期について、
相場を見ていくというのが、重要なポイントとなります。
さてさて、ここからは
MT-BREAKOUTにおける、マルチタイムフレームについて
考察してみたいと思います。
マルチタイムフレームについては、エクセル版(新バージョン)のみ対応していますので、
こちらをダウンロードして、ご使用ください。
https://drive.google.com/drive/folders/0B25N1Xc5TfvGR01sQ082LWtacUU
マルチタイムフレームで、基準日を二つに設定することができます。
下記の例では、25日を主、20日を副として表示しています。
チャートの下半分が売買サインのインジケータになっています。
インジケータの表示は、それぞれ
濃いピンク 25日
薄いピンク 20日
となっています。
薄いピンクのサインの方が、濃いピンクのサインに比べて、
出現時は早く、消灯時は遅くなっています。
これらの両方を見ることで、サインの確度を確かめることが出来ます。
短期、長期の両方のサインが一緒に出現する状態が最も確度が高いですが、
サインが出た後での、仕掛けや手じまいでは、手遅れになることもあります。
ですので、この当たりの設定は、
各指標ごとに経験的に最適化していく必要がありそうです。
最適化については、バックテストというプロセスが重要です。
これについては、また私も勉強中ですので、
何かいい方法がありましたら、またここで紹介したいと思います。
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