第10回 トレンド系のテクニカル指標
前の記事の続きであるが、
今回はトレンド系のテクニカル指標についての話です。
トレンド系のオシレータとしては
移動平均線をベースにしたものが
あげられる。
今回はトレードで人気の高いMACDについて、
実際の値動きと、指標の変化について
例を見ていくことにする。
下記のチャートを見て欲しい。
前半は上昇のトレンド傾向がはっきりしているが、
後半に持ち合いになったような
値動きである。
MACD
一般的な売買としては、MACDとシグナルを使った、
GC、DCの売買が一般的である。
実際のチャートと照らし合わせると、
前半の上昇トレンドでは、 GC → DC → GC → DC と
トレンドの波がタイミング良く捕らえられている。
後半の持ち合い部分では、GC,DCが明瞭でなく、
ダマシのサインが現れている。
MACDの特徴をまとめると、
・トレンド相場に適している
・レンジ相場には適していない
ということになる。
またRSIの部分でも触れたが、MACDにもダイバージェンスが存在するようだ。
今回、紹介したMACDの特徴と、
前回、紹介したRSIの特徴を交えると、
両者を組み合わせることで、
トレンド相場でも、レンジ相場でも有効な指標となる
ことが分かってもらえたと思う。
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