第9回 オシレーター派のテクニカル指標
スキャルピングを中心としたトレードでは、
いかに相場の波動に乗るかと言うことが重要になる。
これまではブレイクアウトやフィボナッチを中心とした、
ダウ理論に従った取引を中心にしてきたが、
スキャルピングに関しては、かなり相性が悪いことを
痛感している。
デイトレードの本などを参考にしながら、
どういう指標を元にしたトレードが良いのか、
いろいろ調べていた結果、
分かったことがある。
テクニカル指標は、大きく分けると
- トレンド系
- オシレータ系
に分類される。
今回はオシレータ系の代表的なRSIを使って
実際の値動きと、指標の変化について
例を見ていくことにする。
下記のチャートを見て欲しい。
前半は上昇のトレンド傾向がはっきりしているが、
後半に持ち合いになったような
値動きである。
RSIにおける一般の教科書レベルの知識では、
一般的に20?30%は底値圏で70?80%は高値圏とされている。
実際のチャートと照らし合わせると、
前半の上昇トレンドでは10%→60%あたりで、
後半の持ち合いでは25%→75%あたりを推移している。
レンジ相場では上昇、下降に従ってシグナルが均等に出るので、
これを使えば、スキャルピングに適した指標だということが分かる。
しかしながら、上昇、下降などトレンドが強い場合には、
一方的に触れやすく、そのためにはシグナルの上下位置を
見誤らないような注意が必要である。
RSIの高度な利用法
さて、ここまでは中級にちょっと、毛の生えたような話であるが、
ここからは、もっと上級でのRSIの使い方である。
ダイバージェンス(逆行)
RSIの使い方として、よく言われるのが
ダイバージェンスである。
ダイバージェンスは逆行という意味であり、
相場が高値を更新しているにも関わらず、
指標が高値を更新しない場合である。
このダイバージェンスが起きると、
高確率でトレンドが反転すると言われている。
これを応用して、手じまい、もしくはドテンが
RSIの高度な使い方である。
なぜダイバージェンスが起きると、そうなるのかは
下記のブログあたりを参考にしていただきたいと思う。
ダイバージェンスはなぜ価格のピ? クの予兆となるのか|カレーなるFX ...
他のブログにもダイバージェンスについて
具体的な例が示されているので、参考にして欲しい。
RSIのダイバージェンスで手仕舞いから2010年5月8日に引用相場の転換には有利な指標ですが、精度が確実とはいえないようです。そのため、手仕舞いのため、リミットのために使う!それが有効なようです。
テクニカル初級講座ということで、
RSIについての基礎知識をまとめてみた。
オシレータ系とよばれる、他の指標でも
同様な傾向があるので、参考にしていただきたい。
かくいう、私も正直、このブログを書いていて
始めて学んだ気がしている。
明日から、この知識が実践に役立てられることを切に願う・・・
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